学部学科選びでよくある疑問 | 大学受験予備校・四谷学院の学部学科がわかる本        

学部学科選びでよくある疑問

「せっかく大学に入学したのに、こんなはずでは……」— このような誤解や勘違いをなくし、自分に合った学部・学科選びをしてもらうために、ここではよくある質問を挙げてみました。

Q.

文系よりも理系の方が就職に有利?

A.

大学を卒業してすぐの就職率は文系学部・理系学部にあまり差はありませんが、大学院進学後も含めた就職率は理系学部の方が高くなります。理系学部の多くは、就職に直結する資格を得られるのが理由の1つでしょう。しかし、どこでも就職できればよいのではなく、自分のやりたい仕事に就くことが一番大切です。就職率より学べる内容を重視しましょう。

Q.

公務員になるには社会科学系がいいの?

A.

確かに公務員は、社会科学系の学部出身者が約半数を占めています。しかし、公務員試験は大学で学ぶ学問とは異質なもので、特別な対策を必要とします。また、ひとくちに公務員と言っても、地方公務員で事務・建築・畜産・看護師など、国家公務員でも行政・農学・人間科学といった試験区分に分かれているので、どの学部が有利かは一概には言えません。やはり、大学では自分が学びたいことを学ぶべきでしょう。

Q.

理学部と工学部の違いは何ですか?

A.

それぞれの学問の目指すことが異なると言えます。理学部は、数学や化学などの自然科学分野を研究し、解明することを目指しています。一方で工学部は、それらの研究を応用させて「社会に役立つモノ」を作ることを目指しています。ただ、理学部と工学部では学ぶ分野に明確な違いがあるわけではないため、大学によっては理工学部としてまとめられることもあります。

Q.

理数科目が苦手なら文系ですよね?

A.

文系の学部・学科で理数科目の知識が必要になる分野もあります。例えば、経済学では統計や微積分を使って経済のしくみや流れを分析します。心理学では実験や統計を使った分析があり、生理学や医学の基礎知識も学びます。逆に、理系学部では英語の論文を読む機会があります。高校と大学では学ぶ範囲も内容も違います。高校のときの得意・不得意科目だけで選ぶと進路選択を誤ってしまうこともあるでしょう。まずは「やりたいこと」「興味のあること」から学部・学科を選ぶことが大切。苦手科目は“克服”できるものです。

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